藤本けいすけの「日日是好日」
全員協議会に出席しました
11月19日(金)、市議会全員協議会で登庁し、その後の市役所との打合せも重なってほぼ終日の在庁となりました。
「全員協議会」とは、文字通り全議員28名が集まって、様々な案件につき市と協議したり報告を受けたりする会議のことで、必要の都度開催されます。19日の協議会は福祉政策関連や環境政策関連の計画などについて7件の協議と1件の報告が議題でした。
次年度頭書からスタート予定の計画が多く協議時期が重なったとは言え、この資料の厚さにはいささか圧倒されてしまいます。
これは、ICTの力を使って資料のデジタル化をしたところで、読まなければならないボリュームが減る訳ではないのですが、紙資源の節約という観点では、全資料はネットで閲覧し、必要最小限度のサマリーだけ(1議案1枚イメージ)を当日配布するなど、色々工夫できる点がありそうです。
途中のランチタイムには市役所横広場に並んだキッチンカーを利用。今回は鶏の唐揚げと鰻、サラダをトッピングした丼ぶりを頂きました。
市が発行したプレミアム付き商品券も使え、ポカポカ陽気も手伝って大盛況でした!
真っ青な空を見上げて
11月17日(火)は、茅ヶ崎駅頭での議会報告配布と事業所訪問を経て市役所での打合せと続きました。
市内を歩きながらふと足を止めて空を眺めると、真っ青な晴天。清々しい気持ちになりました。でも、この青空が見れるのも駅周辺の電柱が地下に埋められているからなんです。
この「無電柱化」は古くて新しい街づくりの課題ですが、NTTグループに長年勤務していた私としては関心人一倍のテーマでもあり、議員になって最初の一般質問でも取り上げました。
「無電柱化」の推進はヨーロッパ等が先進地域となっていますが、何と言っても3億円/km超のコストが大きなネックです。
良好な景観だけでなく災害発生時に電柱や電線が障害物とならないなどのメリットもある「無電柱化」。少し息の長い地道な取り組みが必要です。
☆「無電柱化」の関連情報(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/index.html
茅ヶ崎が誇る作家・城山三郎先生
11月13日(金)、市民文化会館で開催された故・城山三郎先生の作品読書会に参加しました。
久々に参加した今回のテーマ書籍は、「彼も人の子ナポレオン」。あのナポレオンの生涯を描いた作品です。
ご存知の方も多いと思いますが、城山三郎先生は日本経済小説のパイオニアとして有名で、「総会屋錦城」など数多くの名作を残されています。
私も確か30歳くらいから読み始め、茅ヶ崎在住、空手家という共通点もあってすっかりファンになり、書店や古書店に無い絶版本は国立国会図書館にまで出向いて蔵書に加える始末。
生意気にも、自著「拳父・上地完文風雲録」を執筆刊行することになった際も、城山先生の筆使いをかなり参考にさせて頂いたものです。
読書会には市内にお住まいのご長女も参加され、父・城山三郎としての想い出などを語っていただきました。
図書館や「茅ヶ崎ゆかりの人物館」などで城山先生の特集コーナーが設けられることもありますが、はやり、多くの市民が先生の著作を読み継ぎ、その精神と足跡をしっかり後世に残して行くことが大切と痛感した次第です。
皆様も是非書店や図書館で先生の著作に触れてみてください。我が茅ヶ崎市にも、こんな輝ける「資産」がまだまだたくさんあります。
☆城山三郎湘南の会の情報はこちら
http://shiroyamasaburo.web.fc2.com/
☆「拳父・上地完文風雲録」の詳細はこちら
https://www.amazon.co.jp/%E6%8B%B3%E7%88%B6.../dp/4898051901
ちがさきの新しいWAVE
11月12日(木)、市役所での打合せや広報広聴委員会を終えたあと、市内図書館近くに来月オープン予定のコワーキングスペース「Takasuna BASE」さんを訪ねました。
めちゃくちゃ「モダン」な Takasuna Villageの一角に新しく建設され、1Fカフェは昨日先行オープン。
“ちがさき”のインキュベーション(事業創造)、コワーキング(共働ワークスタイル)、テストマーケット、出会いのきっかけ作りなどを目的とするスペースで、遊んで良し、働いて良し、学んで良しの“ちがさきライフ“を体験、満喫できそうです。
このようなコワーキングスペースは全国に展開されつつありますが、私も9月議会の一般質問で取り上げた通り、新型コロナウィルスの蔓延で脱東京の動きが加速するなか、都心から電車で1時間の“ちがさき”こそ、このようなコワーキングスペースが最も似合う街だと確信します。
新たな“ちがさき”移住希望者を増やす可能性も秘めた「Takasuna BASE」。皆様も是非一度お訪ねください!
(Takasuna BASE以外にも、たくさんのコワーキングスペースが市内に展開中です)
☆市内のコワーキングスペース情報はこちら
https://co-co-po.com/areas/chigasaki/
☆藤本けいすけの一般質問(映像記録配信)はこちら
https://chigasaki-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod...
都市計画について考える
11月11日(水)、市役所で開催された「都市計画審議会」に議会選出委員として出席しました。
「都市計画審議会」は、茅ヶ崎市の都市計画(街づくりなどに関する計画)全般に関する事項につき、市長の諮問に応じる審議機関で、全国の自治体で設置されています。
今回は、公園の指定区分変更、浜見平地区(ニュータウン)の整備、生産緑地の指定などについて審議されました。
生産緑地については、農業後継者の不足などによって毎年指定面積が減少し、緑の保全や大規模災害時の緊急避難場所確保等の観点からも、大きな課題となっています。
そのほか、海岸浸食、市内南部・中部エリアの住宅密集化による「クラスター火災」発生リスクや北部の幹線道路未整備などなど、まだまだ茅ヶ崎市の都市計画には、解決すべきテーマが盛りだくさんです。
これからも、審議委員としての役割をしっかり果たして行きたいと思います。
※写真は、今回審議対象となった市内・「浜見平地区」の景観
☆茅ヶ崎市都市計画審議会の情報はこちら
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/.../1025720.html
ナイトタイムエコノミー
11月10日(火)、所用があって藤沢駅まで出向きました。
駅の北口デッキは2019年12月に全面リニューアルされ、時計塔ベンチのあるウッドデッキの待ち合わせ広場や、藤棚のあるガーデンテラス、人工芝を敷き詰めたガーデンパークなどを備えた「にぎわい・交流・憩い」の空間として生まれ変わり、もちろんバリアフリーにも最大限の配慮が施されています。
暫く眺めていましたが、夜間も人々が行きかい、くつろぐ姿が見えました。コロナ禍のさ中ではありますが、夜間の街の健全な活性化=「ナイトタイムエコノミー」も経済循環にとっては大変重要です。
茅ヶ崎市の主要駅周辺も、昼夜を問わず市民が気軽に行き交い触れ合う素敵なスポットになればいいな~、と思いました。
☆藤沢駅北口ペデストリアンデッキ(サンパール広場)の情報はこちら
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/.../fujisawaekikita...
学生の皆さんから大いに学ぶ
11月9日(月)、市役所で開催された文教大学経営学部・新井ゼミの皆さんとの、茅ヶ崎市政に関する意見交換会に出席しました。
教育、産業振興、環境保全などなど、広範多岐に渡る意見や質問をぶつけて頂き、学生時代のゼミを思い出して、大変刺激的な時間となりました(50分はちょっと短すぎましたね!)。
文教大学は茅ヶ崎市内に湘南キャンパスを構え、学生さんたちは市内で学び、一部は居住してバイトや地域活動に汗する大切な市民でもあります。
今年度一杯で湘南キャンパスの4学部中2学部が都内に移転し学生数が半減しますが、これからも議会として、また一市民として交流の輪を広げて行きたいと思います。
貴重な機会を設けて頂き、ありがとうございました!
☆文教大学 新井ゼミのご紹介はこちら
https://www.bunkyo.ac.jp/.../business/learn/seminar/class02/
公共施設は誰のため??
最近市内の公共施設を集中的に廻っています。図書館、美術館、コミュニティセンター、スポーツ公園、一般公園 etc…。
コロナ禍によって市民の在宅率がUPした一方で、感染防止のために公共施設には何らかの利用制限が設けられていますが、利用者にとっての目下の問題は何かということを把握すると同時に、そもそもそれらの公共施設は何の目的で造られ、現在の利用状況や利用者の満足度はどうかという点について、「現場」目線で確かめ、再考するためです。
公共施設は建設から50年以上使用されることも稀ではありませんが、社会・地域情勢の変化に伴って利用者ニーズはどんどん変化して行きます。指定管理制度による管理で、施設所有者である市がそのニーズを十分把握することができなくなったり、災害発生時に市民ファーストの柔軟な対応ができなかったりという問題も全国で多数生じています。
先日、市役所でICT事業者と勉強会を開催し、スマホの位置情報をベースとした「人流データ」(人の流れや動きを集計・分析したデータ)を、公共施設の新たなニーズ発掘や利用者満足度の向上などに活用できないか意見交換を行いました。
「現場」に根差した情報×ICTの力で大胆に改善・改革して行く。公共施設のマネジメントにも、二刀流の技使いが必要とされているようです。
☆「人流データ」関連の内閣府サイト(都道府県別の人流データが閲覧できます)
https://v-resas.go.jp/articles/1
再び地域FM♪♪について考える
11月5日(木)、藤沢市役所分庁舎に本社を置く地域FM局「レディオ湘南」(83.1MHz)さんを訪ね、地域FM局の運営や事業概要などについて勉強させて頂きました。
1995年に藤沢市の青年会議所等が中心となって設立され、爾来25年の歴史を誇る実績ある地域FM局で、現在藤沢市のほか茅ヶ崎市と寒川町の広報番組や防災情報なども放送して頂いております。(可聴エリア内人口=約236万人)
インターネットが急速に普及し、SNSによるコミュニケーションが全盛を誇る今、FMラジオ番組もスマホを媒介して世界中どこでも聴くことが可能で、FM発の災害情報などもアプリ配信されるなど、いわゆる「メディアミックス」によってどんどん他の媒体と融合しつつあります。
しかし、先の台風や大雨などの大規模災害発生時におけるラジオ放送の実力(バッテーリーの不安無し)は多くの方が実感済みであり、車を運転しhttps://www.radioshonan.co.jp/ながら、勉強しながら、食事しながら、洗濯しながらの「ながら」情報収集力においては、ラジオの右に出る媒体はありません。
レディオ湘南さんも「日本放送」とタイアップし、これから全国区の地域FM局を目指すなど、様々な経営努力をされています。
防災時に頼れる情報媒体であるためには、平時からのリスナー(利用客)を拡大する必要があります。「市民のための地域FM」。さて、我が茅ヶ崎の今後のアプローチやいかに・・?!
☆レディオ湘南さんの情報はこちら
https://www.radioshonan.co.jp/
子育てを孤育てにしてはいけない
11月4日(水)、市内(浜見平)で毎月開催されている子育て中のお母さんの居場所づくり活動=「ママほぐ」を見学しました。
保育士さんや助産師さんもタイアップして、子育て中のママたちをサポートする活動で、「モノづくり」など様々なリラクゼーションやワークショップの機会を提供しているそうです。
高齢化社会では、とかくシニア世代の孤立・孤独だけに目が行きがちですが、核家族化や都会化などの影響を受け、育児中に孤立するお母さんたちが想像以上に多い現実を知りました。
育児中のお母さんをフォローする「産後ケア事業」など、行政にもまだまだ取り組むべき課題がたくさんありそうです。
☆ママほぐの情報はこちら
https://erisangomamire.wixsite.com/mamahogu